ODA Salon
National Graduate Institute for Policy Studies |
|
「新しい日本のODA」を語る会 |
Last updated 24 November 2006 |
コメント紹介コーナー |
第3回ODAサロン:幹事による第3回会合の概要 |
経団連・林氏・吉村氏/ECFA三科氏からのキックオフご発言 経団連とECFAからの共通メッセージとして、@日本の援助理念・戦略として、経済成 長支援と人道支援の両軸を追及(特に前者については、アジアでの成功体験をふまえ た「ジャパン・モデル」の構築を含む)、A新JICAが実施機関として機能するための 制度設計の重要性(3スキームの一体的活用、政府と実施機関との機能分離、現場 ニーズの変化に対応できる実施体制など)、BODA実施の重要な担い手である民間企 業との連携強化(「三層構造」でなく、担い手としての企業を含めた「四層構造」の 発想を)、が特に印象に残りました。 意見交換、質疑応答 @権限委譲のあり方、現地体制の抜本的強化の必要性
――なお、(ii)の現地への権限委譲については、途上国ニーズへの対応、政策対話・援助協調の最前線という意味で重要との了解のもと、現地ODAタスクフォースのあり方や現地体制の抜本的強化の必要性について以下、議論。
A「日本らしいODA」とは?、それを発揮するために何が必要か
B「四層構造」を機能させる前提としての規律的側面
雑感 以上、幹事の一人として(私見も入った)速報です。2008年を年頭においた取り組み、ODAに対する国民理解を深めるためにも、「日本らしいODA」について、devforumを含め、引続き議論していく意義は大きいと感じています。また、権限委譲については、どのレベルで、何を、どこまで、といった視点も含めた突っ込んだ議論も必要だと思います。議事録ができましたら、ODAサロンのWEBに掲載いたしますが、いつものように、随時、ご意見を歓迎します。 |
コメント | |
会合出席者からのコメント
2006/11/18 議事録を掲載直後にコメントをいただきました! |
|
政策研究大学院大学(GRIPS)
03-6439-6337
forum@grips.ac.jp