24. Back to Malaysia - Another Home Country 先日、マレーシアはクアラルンプール(通称KL)で会議に出席する機会があった。マレーシアは私が4年半を過ごした第二の故郷である。しかも20代後半の青春の時である!住んでいたのは南端のジョホール・バル(通称JB)なので、特にKLとなじみ深いわけではないのだが、マレーシアはマレーシアである。
なんかこれだけ並べると、とっても自分が心貧しい人間になった気がしてくる。人が思わず笑顔で接してくれると思わず身構える自分が悲しい。マレーシアは私の最初の海外赴任地である。当時はとっても苦労した記憶ばかりだが、この10年でやはり発展したのか、それとも自分の基準が下がったのか・・・。JBも変わっているのだろうか。一度ぜひ再訪してみたいものである。家の近くにあったやる気のなさそうな動物園はまだあるだろうか。なぜか猿が檻の上に座っていたり、豹が脱走して、しかも脱走したその豹はひもじくて溝の中でうずくまっているところを発見されたりしていたけど・・・。 そんなKLもただひとつ、タクシーだけはいまいちである。メーターがあるのに、「この時間は渋滞しているから10リンギット(マレーシアの通貨)じゃないと乗せないよ」などど勝手に値段を設定してくる。しかも、談合しているのか、周りのタクシーも一様に同じ対応。車も汚い。これは会議で出会ったマレーシア人の「タクシーの質は改善しないと国のイメージが悪くなるよねー。シンガポールなんかは、タクシーは観光客がまず接する国の顔だからといってちゃんと教育したらしいよ」と言っていたので、地元の人も同感のよう。タクシーはハノイの方がきれいかも知れないなー、でももっとひどいぼったくりタクシーも多いからやっぱりこれもKLの方が多少はましかもしれない。
それにしても、KL名物Petronas Twin Towersは何かに似ているなぁ、と思っていたら、よく売っていたプラスチックカップに入ったソフトクリーム型アイスに似ている。うん。 (2009年11月) |