2003年9月8日
GRIPS開発フォーラム

ベトナム: 調和化をめぐる最近の情勢と日本の取り組み

ベトナムは、2003年2月にローマで開催されたDACEの調和化ハイレベルフォーラムにおける「ローマ宣言」においてパイロット国となる等、調和化に対する取り組みを着実に進めてきている。当フォーラムにおいて本テーマを逐次報告してきたが、最近の動きを以下の図にまとめた。特にベトナム型(ローン主流)の途上国において、調和化のテーマに取り組む援助実務者の一助となれば幸いである。

Notes: *1: 調査の主なファインディングをリストアップすると、ベトナム側が取引コストとして負担と感じているものは何れもベーシックなことであることから、最終レポートではベトナム政府及びドナーが「当たり前のことを当たり前のようにする」ことが重要と結論付けた。
*2: ドナーから見てセクター戦略へのalignmentをコミットしても、alignすべきセクター戦略の対象やそこにおける内容が明確でない状況が一部にあることに鑑み、各セクター(或いはサブセクター)の開発戦略で設定しているターゲットとその現状、モニタリングシステム、実施体制をコンパクトな一覧表に纏めることによってalignすべきセクター戦略を判りやすく内外に提案することを目的とするもの。
 

 

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