石川滋先生の業績の「継承・発展」に焦点をあてて、企画セッションを開催しました。
主宰: 柳原 透(拓殖大学教授)
本学会会員であられ、数々の先駆的業績によって、国際開発研究の深化・向上に大きなご貢献をされた石川滋先生がなくなられて1年余が過ぎました。本学会として、先生のご研究からあらためて学び、その継承・発展に取り組むことが、われわれ後進に託された責務であると考えます。本セッションでは、開発経済学・経済開発研究と開発政策・援助研究の両面にわたり、この課題に取り組む端緒を開くことを目的としています。
本セッションを通じて、石川滋先生の研究業績が本学会の共有資産として位置付けられ、その継承・発展に向けての確かな一歩が画されることを企図し期待します。とりわけ、若い世代の会員の方々の積極的な参加を希望します。 |
座長: 絵所 秀紀(法政大学教授)
セッション総括
報告者:
1.柳原 透(拓殖大学教授):
開発経済学方法論での継承・発展 ―「市場経済発達 段階/類型」論と「適応」の政治経済学―
論文(2015年6月6日修正版)
報告スライド/アウトライン
2.高橋 基樹(神戸大学大学院教授):
経済開発研究での継承・発展―地域研究と歴史研究の観点から―
論文(2015年7月9日修正版)
報告スライド
3.下村 恭民(法政大学名誉教授):
開発政策・開発援助政策の領域における継承・発展
論文(改訂版)
報告スライド
4.大野 泉(政策研究大学院大学教授):
開発援助実践での継承・発展―ベトナム「石川プロジェクト」からエチオピア「産業政策対話」
論文(2015年6月4日修正版)
報告スライド
コメンテータ: 山形 辰史(ジェトロアジア経済研究所 国際交流・研修室長)
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小林 誉明(横浜国立大学准教授)
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