≪What's New Back Number≫ 
2012/12-2022/03
2022/03 第9回「これからの途上国の産業開発を考える」勉強会を開催しました
昨年7月よりJICA緒方研研究所との連携で行っていた勉強会の第9回を3/25に開催しました。今年度最終回となる今回は、国連工業開発機関(UNIDO)が最近発表した報告書「Inudstrial Development Report(IDR)2022」の作成を主導された原口信也氏をお迎えし、概要をご報告いただきました。
勉強会の詳細GRIPS開発フォーラムのHPをご覧ください>>>こちら
2022/01  書籍 International Development Cooperation of Japan and South Korea: New Strategies for an Uncertain World 刊行のご案内
本書はKwon, Yamagata, Kim及びKondohが編者となり、国際開発学会と韓国国際開発学会の共同プロジェクトの成果をまとめたものです。大野泉と上江洲佐代子研究員は第7章 "New Partnership with the Private Sector in Japanese Development Cooperation"を担当しました。日本の開発協力における新たなPP枠組みであるSDGsビジネスの動向や、地方自治体や本邦中小企業の知見を活用したSATREPS等の事例を取り上げています。
詳細はSpringer NatureのHPをご覧ください>>>こちら
2022/01 「これからの途上国の産業開発を考える」勉強会のご案内
昨年7月より、JICA緒方研究所との連携企画で「これからの途上国の産業開発を考える」勉強会を開催しています。既に6回開催しており、今年も引き続き開催予定です。
詳細はGRIPS開発フォーラムのHPをご覧ください>>>こちら
2021/12 アジア太平洋カンファレンス2021(@立命館APU)にて基調講演
12月4-5日に別府の立命館アジア太平洋大学(APU)で開催された「アジア太平洋(AP)カンファレンス2021:多様性とインクルージョン」において、「Building Forward Better: コロナ危機から学び、国際開発協力の将来を考える」をテーマに基調講演をしました。APカンファレンスは今年18回目で、人社系では日本最大規模の英語で開催されるカンファレンスと言われており、ハイブリッド形式で2日わたり多くの分科会が行われました。詳細はこちら
2021/12  UNIDO総会のサイドイベント「産業政策の再興」に登壇
12月2日に開催されたUNIDOの第19回総会のサイドイベント"Revival of Industrial Policy -Prospects for Establishing a Global Industrial Policy Forum for Multilateral Policy Learning and Knowledge Sharing"に登壇しました。他のスピーカーは、モーリシャス工業省次官とドイツGIZ専門家です(サイドイベント記事はこちら)。また、大野泉はUNIDOが12月1日にリリースした「工業化レポート2022:ポストコロナの世界の工業化の将来」においても、知的インプットを行っています。
レポート詳細はこちら。High-Level Expert Consultation (HLEC) Meetingの詳細はこちら
2021/11 UNIDO東京事務所主催の「アフリカ工業化の日」記念イベントで登壇
UNIDO東京事務所が11月22日に開催した「これからの日本アフリカの貿易投資・技術移転とアフリカ大陸自由貿易圏を考える」オンラインイベントに、スピーカーとして登壇しました。本イベントは、11月20日のアフリカ工業化の日を記念し、アフリカ連合(AU)とも連携して企画されたものです。記事はこちら
2021/11/11 GRIPSと台湾TAEF及びICDFとの共催ウェビナーで講演
11月2日火曜日にGRIPSが台湾交流基金会(TAEF)及び国際合作発展基金会(T愛ワンICDF)と共催したウェビナー「Practicing Development Cooperation in a Changing World -Sharing Experience between Japan and Taiwan」において、「変化する国際環境における日本の開発協力」をテーマに講演しました。TAEFのH.H.Michael Haiso会長がモデレーターを務め、Taiwan ICDFのStephan J.H. Lee副秘書長も台湾の取組について紹介しました。詳細はこちらに掲載
2020/3/13 2020年度春学期の講義@GRIPSについて掲載しました
2020年度春学期講義"Policy Design and Implementation in Developing Countries" が開講されます。詳細は「講義」ページからご覧ください。
2020/3/13 国際開発ジャーナル誌に新しい論稿 『デジタル化時代と開発途上国の産業発展』が掲載されました
開発経済学ではこれまで、第一次産業から第二次、第三次産業へと順に構造転換が起こるとされ、東アジア諸国の生産分業を通じた労働集約的な製造業から産業高度化を遂げていく”雁行 形態型”発展が一つのモデルとされてきました。今のデジタル化革命は開発途上国の産業発展の経路に いかなる影響を及ぼすのでしょうか。国際開発ジャーナルの論稿委員でGRIPS客員教授の大野泉が国際開発ジャーナルに寄稿しました。記事はこちらに掲載
2014/11/11
2014年10月8日~17日にかけて、英国(ロンドン)とドイツ(ボン、ベルリン)を訪問し、両国の開発協力政策・実施を担う機関や研究者と意見交換を行いました。
出張目的は、@ポストMDGsの枠組構築など、開発協力が新時代を迎えつつある中、特徴ある両国の国際開発政策の現状と方向性を調べること、A日本の官民連携の取組への示唆を得るために、両国の民間セクター連携アプローチについて最新情報を収集することでした。英国ではDFIDが経済開発重視の方針を打ち出し借款再導入を検討中、ドイツは新BMZ大臣のもとで「Future Charter」を策定中です。
出張報告をぜひご覧ください。>>> こちら
2014/9/17
ディスカッション・ペーパーがGRIPSHPに掲載されました。GRIPS DP: Japanese Development Cooperation in a New Era: Recommendations for Network-Based Cooperation
本稿は、新時代の日本の開発協力のあり方を、@民間連携、Aアジア新興ドナーとの「協力」と「競争」という
2つの観点から論じ、国際開発環境が大きく変化した新時代に、日本は「連携型協力」で強みを発揮すべきと提案しています。ここで言う連携には、民間企業との連携、過去60年間のODAを通じてアジアに構築した人材・組織ネットワーク、そしてアジアのネットワークを動員したアフリカ開発支援など、様々な切り口があります。このプロセスにおいて、中小企業を支援する地方自治体やNGOなどと一層の連携を広げる余地もあります。こうした取組は、グローバル化が進んだ今日的文脈において、国の基本政策の中に日本の開発協力を位置づけ、その戦略性を高めることにも貢献すると考えます。
  GRIPSのHPからご覧いただけます >>> こちら (英文)
  あわせて、
SRID Journal6号(20141月)の「新しい時代の開発協力〜『連携型協力』のすすめ〜」も御覧ください。>>> こちら(和文)
2014/9/17
2014813日〜17日にエチオピアを訪問し 、産業政策対話第2フェーズの第6回ハイレベルフォーラム(HLF)を実施しました。今回は、首相や政府首脳、実務者と、次期5か年計画策定支援、FDI流入状況に関する意見交換等(FDI主導の工業化戦略と今後の課題、トルコ・インド等の新興国からのFDI動向、日系企業誘致をめぐる状況と戦略の検討等)を行いました。ハイレマリアム首相からはエチオピアがめざす方向として、アフリカで軽工業のリーダー国となり、製造業立国になることが明言されました。また、この9月から生産性・競争力強化のためのカイゼン月間が導入される予定です。出張報告書をぜひご一読ください。>>> こちら
2014/9/17
201485日〜8日にルワンダを訪問 しました。同国の近年のめざましい経済発展の特徴を、政策策定・実施方法の国際比較という観点から調査しました。ルワンダは世界のベスト・プラクティスを取り入れ、きわめて精緻で先進的な政策体系・経済運営を行っています。その一方で、いまだ脆弱な民間セクターの底上げが必要で、そのためには東アジア型の現場主義の要素をバランスよく取り入れていくことは重要と思われます。この点で日本が貢献できる余地はあると感じました。出張報告書をぜひご一読ください。>>> こちら
2013/9/1-7
APIR研究の一貫で、今年はタイに現地調査に行きます。参加メンバーは、近畿経済産業局の青井登志子課長、大阪府の領家誠氏、産業人材育成専門家の森純一氏、そしてGRIPSチーム(大野健一・大野泉・村嶋美穂)です。日本の経済協力機関に加えて、タイ政府(工業省、BOI、IEAT等)、人材育成機関(TNI/TNP、キングモンクット工科大学、チュラロンコン大学)、アマタ工業団地、企業等を訪問する予定です。
2013/8/30
経済同友会の「アジア委員会」で、中小企業の東南アジア進出について講演します。ASEAN諸国の経営者から日本の中小企業の現地進出を通じた技術移転や裾野産業育成に強い期待があるようです。
2013/8/23
外務省の専門研修で「最近の国際開発潮流ーODAから開発協力へ」について 講義をしました(@相模大野の外務省研修所)。平成24年度に入省した若い外務省職員の人たちが受講者で、直球の良い質問が投げかけられました。将来の日本の外交を担ってもらいたいものです。
2013/8月
寄稿論文、
"Eastern and Western Ideas for African Growth: Diversity and Complementarity in Development Aid" (by Izumi Ohno & Kenichi Ohno) が、World Financial ReviewJuly/August 2013) に掲載されました。Routledge社から出版された同名の書籍を貫く思想を紹介したものです。 記事のPDFファイルはこちら
2013/7/28-8/3
エチオピア産業政策対話(第2フェーズ、第4回)をJICAチームとともに実施しました。今回のハイレベルフォーラムは「直接投資(FDI)を通じた技術移転」をテーマに、日本側の発表と、エチオピア政府のマレーシア出張報告が行われました。ハイレマリアム首相との会見で、「エチオピアは製造業立国をめざす」との決意表明がありました。労働集約的軽工業が集積しつつあり、エチオピアの努力に期待が集まります。最終日は工業省会議室で大野健一が「日本の経済発展」を講義。工業省のアーメド新大臣や3名の国務大臣をはじめ、約60名の職員が真剣に聞き入っていました。詳細はこちら
2013/7/19
春学期の授業「Policy Design and Implementation in Developing Countries」が終了しました。今年は日本人の女性2名を含め、ルワンダ、
ネパール、パキスタン、アフガニスタン、ボリビア、ジャマイカ、ベトナム人が受講。

 

2013/7/17
アジア経済研究所の平野克己氏が主宰する「援助政策研究会」で報告しました。テーマは「最近の国際開発潮流―援助を超えて(Beyond ODA)」。

2013/7/16
GRIPSの「中小企業の海外展開」勉強会(通算第7回)にて、埼玉大学経済学部経営学科の加藤秀雄先生に、「グローバル経済下の日本産業と中小企業―日本機械産業の国内外における生産構造変化の行方」をテーマに講演いただきました。長年、国内各地の中小企業の実態調査を丹念にしておられ、詳しいデータにもとづくお話は大変勉強になりました。

2013/7/9-11
「中小企業の海外展開」研究で、名古屋・岐阜、そして大阪に出張しました(大野健一・村嶋美穂と一緒)。今回は名古屋・岐阜で地銀や企業も訪問しました。大阪では、7月11日(木)にAPIR研究会(今年度第2回)を開催、阪南大学の関智弘先生や近畿経済産業局の青井登志子課長とともに、大野泉も報告しました。詳細はこちら

2013/6/23-29
マレーシアに出張しました。産業政策対話の一貫で、JICAがマレーシア投資開発庁(MIDA)と連携・企画したプログラムにGRIPSチームも一部参加したものです(大野健一・大野泉・村嶋美穂)。エチオピアはマレーシアの工業化経験を学びたい!と燃えており、工業省のシサイ国務大臣を団長に、投資庁長官を含む11名からなる政府ミッションを派遣。彼らの非常に積極的かつ真剣に学ぶ姿勢に感銘をうけました。この成果を国造りに活かしてほしいです。出張報告はこちら

2013/5/31
TICAD Vの公式サイドイベントで、5月31日(金)9:30〜17:00にJETRO・経済産業省主催によるアフリカシンポジウム「アフリカ・ビジネス新潮流」が開催され ました(@横浜東急ベイホテル)。第3部(15:00〜)は「BOPビジネスを通じた日本企業の市場開拓 〜付加価値を生むパートナーシップ〜」で、日本企業とアフリカのパートナーがパネリストとして参加、大野泉がモデレーターを務めま した。

2013/5/28
昨年度から行っている「中小企業の海外展開」勉強会・第6回を、5月28日(火)に開催しました。今回は「ものづくり中小企業の海外展開支援の理論・実践・政策」をテーマとした、APIRとの共催企画セミナーです。(財)素形材センタ―専務理事の板谷憲次氏にご登壇頂き 、コメンテーターには中小機構国際化支援センター国際企画課課長の水野毅氏、JICA民間連携事務部連携推進課課長の若林仁氏をお迎えしま した。 大野泉と大野健一も、報告者・コメンテーターとして参加。

2013/5/21
「BOPビジネス支援セミナー」(財)貿易・産業協力振興財団/後援・経済産業省で 、総括報告をしました。5月21日(火)にJICA研究所で開催 。

2013/5/7-8
諏訪・岡谷地域に出張しました(大野健一・村嶋美穂と一緒)。かつてセイコーエプソンやオリンパス等の企業城下町でしたが90年代に海外移転が進み、今は、超精密加工技術に優れたものづくり振興のために、市町村やNPO、企業OB等が一体となって販路開拓や国際化支援に取組んでいます。この地域のターゲットは欧米市場。

2013/4/30                    
Eastern and Western Ideas for African Growth: Diversity and Complementarity in Development Aid (Eds. Kenichi Ohno and Izumi Ohno) がRoutledge社(UK)より出版されました。これは日本を含む東アジアと欧米の産業開発や成長支援のアプローチの違いと補完性をテーマに、アジア・英国・アフリカの研究者とともに執筆したものです。GDF編集の2008年版レポートは、TICAD IV直後にエチオピアのメレス首相の目にとまり、JICAのカイゼン支援とJICA・GDFチームによる産業政策対話のきっかけをつくりました。 本書は、その後の国際開発潮流を反映し、また韓国のアフリカ研究者の書き下ろしを加えた改訂版を商業出版したものです。

2013/4/1
春です。新年度が始まりました。昨年度末に新しいチームメンバーを迎え、この1年、皆で頑張っていきたいと思います。
おかげさまで、1年かけて取組んだAPIR研究プロジェクトの報告書ができました。『日本型ものづくりのアジア展開ーベトナムを事例とする戦略と提言』です。ぜひご一読ください。報告書ダウンロードはこちら

2013/2/28
本学でCSOネットワークとGDF共催シンポジウム「投資による社会課題解決に向けて」を開催しました。大野泉はコメンテータとして、「社会的投資:途上国開発の新たな可能性」についてお話しました。資料と議事録はこちら(GDFサイトCSON サイト)。

2013/2/12
大阪の(財)アジア太平洋研究所(APIR)で、「中小企業の東南アジア進出に関する実践的研究」プロジェクト(大野泉がリサーチリーダー)に関する今年度の最終研究会を開催しました。資料と議事録はこちら

2013/01/22 
東京経済大学の山本聡先生と日本大学の山本篤民先生をお迎えして、今年度第5回「中小企業の海外展開」勉強会をGRIPSで開催しました。資料と議事録はこちら

2013/01/21
産業政策対話で1/1219JICA関係者と一緒にエチオピアを訪問しました(第2フェーズ、第3回)。故メレス首相を継いだハイレマリアム新首相からも、日本との継続的な対話への希望が伝えられました。出張報告は こちら

2013/01/18
中国の対外援助と国際援助社会――伝統的ドナーとアフリカの視点から」(第9章)を執筆しました (『中国の対外援助』下村恭民・大橋英夫編、日本経済評論社2013年1月出版)。

2013/01/07 明けましておめでとうございます !
今年から、ウェブサイトを立ち上げました。充実した1年となるよう頑張りますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
 

2012/12/21 大野泉のホームページを開設しました。

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