政策研究大学院大学(GRIPS)教授。津田塾大学国際関係学科卒業後、JICAの前身・国際協力事業団に入団。87年に米国プリンストン大学で修士号取得後、88年から世界銀行、99年から国際協力銀行に勤務。2002年より現職。政策研究大学院大学では「開発フォーラム・プロジェクト」のリーダーとして、国際開発や日本の経済協力に関する政策研究・知的ネットワーク構築、ステークホールダーとのODA政策提言・発信活動等に取組む。また現在、一般財団法人・アジア太平洋研究所(APIR)でリサーチリーダーとして、「中小企業の東南アジア進出に関する実践的研究」プロジェクトにも取組んでいる(2012年4月〜)。
現在、経済産業省「BOPビジネス支援センター」運営協議会座長(2010年度〜)、「産業構造審議会」貿易経済協力分科会 臨時委員(2010年度〜)、文部科学省「国際協力推進会議」委員(2011年度〜)、財務省「関税・外国為替等審議会」臨時委員(2010年度〜)。過去に外務省「国際協力に関する有識者会議」委員等を務める。
主な著作として、Eastern
and Western Ideas for African Growth (eds. with KenichiOhno, Routledge,
UK, April 2013)、『BOPビジネス入門―パートナーシップで世界の貧困に挑む』(菅原秀幸・大野泉・槌屋詩野編著、中央経済社、2011年)、『日本の国際開発協力』(後藤一美・大野泉・渡辺利夫編著、日本評論社、シリーズ国際開発・第4巻、2004年)、『世界銀行:開発援助戦略の変革
』(NTT出版、2000年10月)、Japanese
Views of Economic Development: Diverse Paths to the Market
(eds. with Kenichi Ohno, Routledge, UK, April 1998)、『IMFと世界銀行:内側から見た国際金融機関』(大野健一と共著、日本評論社、1993年10月)等。
履歴書 (2021年5月更新)
CV (政策研究大学院大学HPより)
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