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ODA Salon  


「新しい日本のODA」マニフェスト 発表!

―国際協力を変える30の提言―

2007年10月24日
 

和文(1535.78KB)

英文 (1,833KB)

「新しい日本のODA」マニフェストが完成しました 。
2006年7月に立ち上げた「『新しい日本のODA』を語る会」のもとで、日本のODAの現状を憂う政界、マスコミ、産業界、NGO、学界、官界、援助実施機関の関係者(総勢120余名)が自主的に集い、オールジャパンの視点で、日本のODAの何が問題で、何を変えるべきかを議論してきました。

今般、参加者の多数意見を集約して、「国際協力を変える30の提言」としてマニフェストを取りまとめました。今後はマニフェストの具体化に向けて行動していきます。志を同じくする人たちと協働していきたく、引き続き宜しくお願い致します。

ご意見・ご質問がございましたら、本会幹事(大野泉、小島雅彦)までご連絡ください。


ご報告とお礼

2007年12月4日(火)、「新しい日本のODA」マニフェストの発表セミナーを開催致しました。当日は、官界、財界、政界、マスコミ、NGOから8名のコメンテーターをお招きし、60名 を超える参加者の中、様々な視点から、ODAに対する国民の理解と支持を得る為には何が必要か、国際社会をリードする為に今なすべきことは何か、真に途上国に貢献する為の方策は何か、等々、貴重なお話を伺うことが出来ました。この場をお借りして、ご発言頂いたコメンテーターの方々、またご参加下さいました皆様に心よりお礼申し上げます。 当日の様子はこちらからご覧いただけます。

<当日配布資料> 

1. プログラム(19.76KB)
2. 「新しい日本のODA」マニフェスト説明(64.78KB)
3. 作成プロセス図(13KB)
4. マニフェスト冊子(1,50MB)
5. 出席者リスト(17.74KB)
6. 議事録(62.01KB)
 

会合での配布資料及び 議事録
(全てpdfファイル

過去の記録はこちら

第12回
10/3
(水)

1.「新しい日本のODA」マニフェスト最終案(9/20バージョン) (493KB)
2.第12回会合メモ(最終案によせられたコメント等)(301KB)
3.出席者リスト(93KB)
4.議事録(254KB)

第11回
7/19
(木)

1.前回の議論の整理と第11回会合の進め方(64KB)
2.ODAマニフェストの作成にむけて(事務局たたき台7/19版)(105KB)
3.提言:日本の国際協力を変える30のマニフェスト(素案)(132KB)
4.外交に関する世論調査〜内閣府大臣官房政府広報室の情報から〜(118KB)
5.田中氏発言資料「国際協力の現場と国民理解」(49KB)
6.田中氏発言参考資料「国際協力/ODAに関する調査報告書」
7.コメンテーター岡本氏発言資料「新しいODA広報についての論点メモ」(64KB)
8.出席者リスト(90KB)
9.議事録(285KB)

第10回
6/21
(水)

1.前回の議論の整理と第10回会合における論点(76KB)
2.ODAマニフェストの作成にむけて(事務局たたき台6/20版)(97KB)
3.日本の対アフリカ支援(事務局からの問題提起)(228KB)
4.宮司氏発言資料(104KB)
5.宮司氏発言参考資料(233KB)
6.参考資料:日本経済団体連合会、自由民主党、参議院ODA特別委員会の最近の提言要旨(225KB)
7.出席者リスト(91KB)
8.議事録(280KB)
 

本会合向けにいただいたコメントの紹介
クリック
 

 

1.本会合(ODAサロン)の背景

  • 政府系金融機関の再編に端を発したとはいえ、昨年末から政府、与党等においてODAの実施体制について抜本的見直しの議論がなされ、内閣の司令塔機能の強化のために「海外経済協力会議」の設置やJBIC(旧OECF)とJICAとの統合等が決定されるなど、日本のODAの歴史においても、かつてない大きな変革期に直面している。

  • また2008年には、上記JICAとJBICの統合(世銀の次のビッグドナーになる)の他に、東京でのサミット開催、TICADW(アフリカ開発会議W)開催等が予定されており、国内的にも国際的にも「新しい日本のODA」を構築し、発信していくチャンスである。
  • 2006年2月28日に最終報告書が出された「海外経済協力に関する検討会」(官房長官の諮問機関)では、政策金融機関の取り扱いに議論が集中したこともあり、ODAの基本戦略や方向性についての議論はなく、また実施体制、運営方法等についても、詳細な検討が行われたとは言い難い状況にある。
  • 今後、「海外経済協力会議」の開催(5月8日に第一回会議が開催)、外務省等の関係省庁の組織改革(2006年夏)、新JICA法の制定(2006年秋の臨時国会)等が予定されているが、今まさに「新しい日本のODA」の骨格が決定される過程に、ODAに関係する幅広い有識者の意見を反映していく必要がある。

2.ODAサロンの目的

日本のODAの変革にあたって、3つの視点(国際的な視点、国民の視点、援助現場の視点)から、日本のODAの問題は何か、より効果的・効率的に行うには今なにを改善すべきか等について、ざっくばらんな意見交換を行う。 政界、マスコミ、NGO、産業界、学界、官界、援助実施機関等の人間がお互いの持っている問題意識や情報を交換し、政策立案やODA改革の具体化につながるきっかけ作りが期待される。

テーマは、以下のとおり、ODA実施体制・実施方法等に関するものから、ODAの基本戦略や長期的な政策等まで幅広く対象とするが、その都度ホットなイッシューを優先的に取り上げて議論することとする。

(トピック例)

  • 国別アプローチの強化のための方策
  • 無償資金協力の効果的実施方法
  • 調査研究能力の抜本的強化策
  • 「新しい日本のODA」の基本戦略
  • アフリカ支援戦略、等々

3.参加者

政界、マスコミ、NGO、学界、産業界、官界、実施機関の有志 (個人資格での参加とする)

4.運営

  i.   日時:1回/月程度 1時間半程度
  ii.  場所:GRIPS
  iii.  進行:話題提供(30分)+自由な意見交換(60分)
  iv.  記録:概要をGRIPSのHPで掲載

5.幹事

大野 泉      政策研究大学院大学
小嶋 雅彦   国際協力機構(JICA)

以上

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