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Introducing Foreign Models for Development: Japanese Experience and Cooperation in the Age of New Technology』刊行
(2023年10月)Springer社より、大野泉・神公明・天津邦明・森純一編著によるオープンアクセス書籍が出版されました。本書は、今日の開発途上国が外来の経済発展モデルをいかに効果的に学び、自国の開発政策の策定に適用させるかの方法に焦点を当てた研究です。鍵概念は、翻訳的適応とローカルラーニングです。本書はJICA緒方貞子平和開発研究所の研究プロジェクト「日本の産業開発と開発協力の経験に関する研究:翻訳的適応プロセスの分析」の成果をまとめたもので、開発協力の実務と研究で豊富な経験をもつ10人が執筆しています。
Springer(オープンアクセス) >>> こちら
書籍紹介 >>> こちら(JICA緒方研究所HP)

開発フォーラム・セミナーを開催しました 
"Korea's ODA to Africa in the ICT Sector: Was it Effective?"

(2023年10月)10月5日、来日中のJinsang Lee教授(韓国航空宇宙大学 国際開発センター長)をお招きして、「Korea's ODA to Africa in the ICT Sector: Was it Effective?」をテーマにお話いただきました。研究者、実務家、学生をはじめとする方々のご参加のもと、韓国科学技術院 Kyung Ryul Park氏のキックオフコメントを含め、活発に議論をおこないました。  
発表資料は>>> こちら
経済同友会xPIVOT座談会 大野泉がグローバルサウスをテーマに議論
(2023年9月)成田悠輔氏(イエール大学/半熟仮想株式会社 代表取締役)がホストをつとめる政策トーク番組「日本再興ラストチャンス」(第7回)に開発フォーラムの大野泉が登壇。「グローバルサウスを日本企業はどうビジネスチャンスに繋げるか」をテーマに、岩井睦雄氏(経済同友会副代表幹事/日本たばこ産業 取締役会長)、牧浦土雅氏(Deggas株式会社 CEO)とともに議論しました。進行は佐々木紀彦氏(PIVOT CEO)。
詳細は>>> こちら(経済同友会HP)
エチオピア産業政策対話(フェーズ3)最終報告書掲載のお知らせ
(2023年9月)GRIPS開発フォーラムは2008年以来、国際協力機構(JICA)と共同でエチオピア政府との産業政策対話を実施してきました。この度、フェーズ3の活動終了にともない、報告書を取りまとめました。
本フェーズはエチオピア内政の不安定やコロナ禍の影響を受けましたが、多くの政策フォーラムや実務者協議、先方シンクタンクとの2つの共同研究、全国工業運動へのインプット、政策不整合に関する議論などを展開することができました。本報告がエチオピアの開発、投資、協力などに関わる皆様、さらには広くアフリカでの日本の産業協力に関心のある方々の参考となれば幸いです。

英語(産業政策対話(フェーズ3)報告書(エチオピア政府への政策提言)
日本語(産業政策対話の概要) 
GDF発行誌のページにも掲載しています>>>こちら

大野泉が外務大臣表彰を受賞  
20238月)本年822日(火)、開発フォーラムの大野泉が、国際協力の推進の功績に関し、令和5年度外務大臣表彰を受賞しました。この表彰は、国際関係の様々な分野で活躍し、日本と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献をしている中で、特に顕著な功績のあった個人および団体に贈られるものです。
大野泉は、2009年からエチオピア政府との産業政策対話の中心的な役割を担ってきました。当時の首相との直接対話を行いつつ、ハイレベルフォーラムと実務協議を通じて同国の産業振興に大きく貢献しました。また、JICA緒方研究所長を務めた他、GRIPSの教授として本フォーラムを主宰する等、実践的かつ政策志向の国際開発研究を推進しています。国際協力や経済協力に関する政府(経済産業省、外務省、財務省等)やJICA等の審議会や有識者会議の委員を歴任し、日本の国際協力の推進に大きく貢献しました。
詳細は >>>こちら (外務省HP)

新開発協力大綱にみる連続性と新規性(SRIDジャーナル論説)
(2023年7月)SRID  (国際開発研究者協会) ジャーナル第25号に、表題の大野泉の論説が掲載されました。今回の特集は、激動する世界の中の「開発協力(ODA)大綱」について考えるもので、多様な視点からの論考が集められた号になっています。ぜひご覧ください。
大野泉の論説は >>>こちら  SRIDジャーナルの第25号の目次は >>>こちら (SRID HP)
GRIPS開発フォーラムウェビナー開催(8/7開催)終了しました
(2023年7月)GRIPS開発フォーラムは、8月7日(月)に「The Shifting Trend of Authoritarian States in the Developing World」をテーマに、ウェビナーを開催しました。明治大学の堀金由美先生、韓国のSookmyung Women’s UniversityのM.J. Park先生をお迎えし、GRIPSの大野健一とともに、途上国世界における権威主義、および開発主義について、議論しました。今回は海外からの参加者も多く、活発なQAが行われました。ウェビナー当日の発表資料等はイベントページをご覧ください。

プログラム  ウェビナーの詳細は>>>イベントページ  
イベントページにプレゼン資料と動画を掲載しました

戦後日本の経済発展――アフリカ向けインタビュー
(2023年6月)大野健一はBrenthurst基金(南ア)の要請で、アフリカの人々向けのポッドキャストを2回に分けて行いました。先方のリクエストにより、敗戦から高所得への日本の軌跡、高度成長の政治メカニズム、急成長の社会的インパクト、日本型ものづくりの意味、格差や諸課題に対する政策、アフリカへの示唆などをカバーしました。
1 (Brenthurst基金 HP)  2  (Spotify for Podcasters)
 
GRIPS開発フォーラムウェビナー開催(6/14開催)終了しました
テーマ「日本と北アフリカの産官学連携の最前線:食薬資源総合研究から産業育成まで」
(2023年5月)GRIPS開発フォーラムでは、アフリカにおける産業開発の様々な事例をテーマとした勉強会を行っております。今回は、2011年7月にもご登壇頂いた筑波大学の礒田博子教授と柏木健一教授を再度お迎えし、筑波大学地中海・北アフリカ研究センター(ARENA)の取組や、研究成果についてお話し頂きました。当日の発表資料、および詳細は、イベントページをご覧ください。
プログラム   ウェビナーの詳細は>>> イベントページ
   過去の勉強会の詳細は>>>こちら
NHK日曜討論「グローバル・サウスから見た世界」に大野泉が登壇
20234月)49日のNHK日曜討論に大野泉が登壇し、国際政治やインド、中国、東アジアの専門家とともに、「グローバル・サウス」とは何か、世界への影響力、日本はどう向き合うか等について議論しました。大野泉は、新興国・途上国との開発協力の経験をふまえて、「サウス」の多様性や各国が直面する諸課題について述べ、日本は自らの発展や国際協力で培った独自の経験を活かして、多極化する世界の秩序形成において意味ある貢献をすべきと話しました。 他に、伊藤融氏(防衛大学校)、大庭三枝氏(神奈川大学)、福田円氏(法政大学)、細谷雄一氏(慶應義塾大学)が登壇しました。
 
エチオピア産業政策対話の全活動記録集
(2023年4月)
GDFとJICAは共同で、2008〜2023年の15年にわたり、日本とエチオピア両政府を巻き込んで継続的な政策対話を実施してきました。この枠組の中でカイゼン導入、アジア各国の政策紹介、輸出振興、投資促進、工業団地運営、日系企業誘致、JETRO事務所開設、生産性・FDI政策研究、自動車・アパレルの議論などが進行しました。今次第3フェーズを終了するにあたり、実施したすべてのエチオピア訪問(38回)と第3国調査(18回)の記録を4つの冊子に取りまとめました。
第3フェーズ(新刊): 第3巻 第4巻
第1,2フェーズ(2016年既刊): 第1巻 第2巻

GDF & JICA共催ウェビナー開催(3/7) 終了しました
テーマ「エチオピア産業政策対話:14年間の経験と残された課題」

(2023年3月)3月7日、
GRIPS開発フォーラム(GDF)は、「エチオピア産業政策対話:14年間の経験と残された課題」をテーマに、JICAとの共催でZoomウェビナーを開催しました。本ウェビナーでは、先立って行われたセミ・クローズドの国際ウェビナーの議論も踏まえつつ、14年半にわたる産業政策対話の成果と、残された課題につき、参加者の皆様の意見も取り入れながら議論しました。
イベントページにウェビナー動画を掲載しました
プログラム・講演資料等は>>>イベントページ
エチオピア産業政策対話の詳細は>>>こちら(第3フェーズ)
エチオピア(アフリカ)の産業政策や政策対話に知見や関心のある海外の研究者やドナーを招待し、3月3日にセミ・クローズド形式で国際ウェビナーを開催しました。英文版資料も以下よりご覧いただけます。
国際ウェビナー発表資料(大野健一・大野泉)

38回エチオピア出張報告

(2023年1月)開発フォーラムは、2022年12月10〜21日まで、JICAとともにエチオピア産業政策対話のミッションを行いました。今回が第3フェーズ最後の訪問で、工業省が取り組んでいる新産業政策の策定と全国工業運動の動向や実施体制を調べ、併せて次の3つのワークショップを実施しました:@政策不整合に関する公開ワークショップ(メラク工業大臣からの要望)、AFDI-ローカル企業リンケージ構築、B産業政策対話の活動レビュー。3つの政権を通じて14年半続けられた産業政策対話の現地活動はこれで終了し、今後、残りの期間で、今までの取組を総括・発信するウェビナーを開催する予定です。詳しい内容は出張報告をご覧ください。
エチオピアとの産業政策対話(第3フェーズ)に資料を掲載しました >>> こちら

第38回エチオピア出張報告は >>>こちら
第37回エチオピア出張報告(9月)は >>> こちら

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