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東アフリカの貧困削減の制度形成
(2004年12月)GRIPS開発フォーラムが取り組んでいる「東アフリカの貧困削減の制度形成」というテーマに関し、2004年12月15日(水)にJICA本部にて当フォーラムの笹岡雄一、山田肖子、平尾英治が、2004年8月から9月に実施した東アフリカ出張(タンザニア、エチオピア、ケニア)を基に中間報告会を行いました。その模様をまとめましたので配布資料と併せてご覧下さい。MORE(議事録、pdfファイル、11KB)

【配布資料】
*笹岡レジュメ(pdfファイル、21KB)、笹岡ペーパー(pdfファイル、71KB)
*山田レジュメ(pdfファイル、18KB)、山田ペーパー(pdfファイル、94KB)
*平尾レジュメ(pdfファイル、14KB)、平尾ペーパー(pdfファイル、70KB)

カンボジアとベトナムのOwnershipを考える
(2004年12月)昨今の開発潮流ではオーナーシップの重要性が強調され、PRSPの基本原則の1つになっています。他方、オーナーシップの度合い・認識は途上国により異なり、ドナー は各国事情を理解したうえで政策対話の方法や援助のエントリー・ポイントを見出すことが重要です。かかる観点から、立命館大学の長須政司教授(カンボジア)とGRIPSの大野泉(ベトナム)はPRSPプロセスの分析を通じて両国のオーナーシップを考察し、援助アプローチへの示唆をまとめました。 皆様のコメントをお待ちしております。MORE(カンボジアペーパー、pdfファイル、58KB)MORE
(ベトナムペーパー、pdfファイル、162KB)

新着情報「英国通信」No.31
(2004年12月)久々に「英国援助事情No.31」が届きました。クリスマス色に染まりつつあるロンドンでは、やっぱりアフリカ支援の声が盛り上がっているようです。でも、常にアフリカ支援に積極的な英国を支えているのは国民のごく普通の想いだったりするのかもしれません。MORE

ベトナムCG会合
(2004年12月)12月1〜2日にかけてベトナムのハノイ市でCG会合(ドナー会合)が開催され、GRIPS開発フォーラムからは二井矢由美子がオブザーバー参加しま した。CG会合では、競争力強化、CPRGSの次期5ヵ年計画(2006-2010)への統合、援助効果促進が主要テーマとなりました。そのいずれにおいても日本のリーダーシップが際立っていました。 今次CGでCPRGSの5ヵ年計画への統合という一定の区切りを迎えたことに鑑み、今次CG会合の概要と共にベトナムにおけるPRSPと援助協調の最近の流れをまとめましたのでご覧下さい。MORE (pdfファイル、25KB)

第19回ODA総合戦略会議
(2004年12月)ODA中期戦略案の事務局による修正点、パキスタン国別援助計画最終案の討議、さらにはこれから作成されるフィリピン、ラオス、ウズベキスタン・カザフスタンについて各主査からの作業方針の説明がありました。MORE

「開発協調への取り組み-援助モダリティ論と債権放棄が日本に投げかける課題-」
(2004年10月)去る10月1日にFASIDの「国際開発援助動向研究会」第33回会合においてGRIPSチームが標題のプレゼンテーションを行いました。その時の議事録と配布資料がFASIDのウェブに掲載されましたので、是非ご覧下さい。LINK(FASIDウェブサイト)

「ベトナムのストリート・チルドレン・ワークショップ」開催のお知らせ
(2004年10月)来る11月19日にGRIPSのハノイ研究拠点(VDF)より若手研究者を招待して、ベトナムのストリートチルドレンに関するワークショップを開催することとなりました。皆様のお気軽なご参加をお待ちしております。Link(詳細情報)

日時:2004年11月19日(金) 16:00〜18:00
場所:政策研究大学院大学(GRIPS)3階 会議室B
発表者:Ms. Duong Kim Hong (Vietnam Development Forum研究員)
タイトル:「Street Children in Vietnam: Interactions of Old and New Causes under Economic Growth」 Abstractはこちら

ガーナ国別援助計画
(2004年9月)「ガーナ国別援助計画」改訂作業が始まりました。ガーナでは、援助環境の変化をうけて昨年度から現地ODAタスクフォースによる改訂イニシアティブが始まっています。 GRIPS開発フォーラムも、大野泉(東京タスクフォース主査)を含むチームが参画しています。本作業プロセスについてのウェブサイトはこちら。MORE

第17回ODA総合戦略会議
(2004年9月)27日に開催された会合では、ODA中期政策の検討(来年1月までに策定予定)、モンゴル国別援助計画の最終案、タイ・ガーナの作業方針の説明などが行われました。 MORE

Discussion Paper No.6 「ガーナ・モデル」
(2004年7月)Discussion Paper No.6「現地ODAタスク・フォース強化策としての『ガーナ・モデル』―ガーナにおける案件形成の取り組み―」を発行しました。本ペーパーは、元JICA企画調査員の橋本宣幸氏が、ガーナに派遣された時に取り組んだ政策検討支援や案件形成支援の経験をまとめたものです。 現地リソースの活用に特徴があることから「ガーナ・モデル」として紹介しています。 MORE(pdfファイル、268KB)

ベトナム・カントリー・レポート第6回、第7回
(寄稿 在越日本大使館・北野充、外務省南東アジア第1課長・山之内勘二、財務省開発機関課長・石井菜穂子、国際協力銀行ハノイ首席駐在員・唐沢雅幸)
(2004年8月)『国際開発ジャーナル』に連載中の「ベトナム・カントリー・レポート」の7月号と8月号を寄稿して頂きました。7月号は「ベトナムから見たメコン地域開発」と題し、メコン地域への経済協力が日本にもたらす意味、 そしてベトナム重視の意義について、8月号の「日本の「声」をPRSCへ:ベトナムにおける結実」では世銀の打ち出すPRSCの政策パッケージの策定に日本がどのように取組んでいったかを説明しています。MORE(7月号、pdfファイル28KB)、MORE(8月号、pdfファイル24KB)

教育セクター支援のあり方
(2004年8月)GRIPS開発フォーラムでは8月2日(月)にJICA専門調査員の横関祐見子氏をお招きして途上国の教育セクター支援のあり方について勉強会を開催しました。当日は、JICA、JBIC、国連機関日本事務所、コンサルタント会社、大学等から34名もの参加がありました。ガーナ・エチオピア・ホンジュラスをはじめ様々な国の事例のほか、EFA・FTIの抱える課題について議論されました。
MORE(議事録、pdfファイル23KB)MORE(発表資料、pdfファイル52KB)

「英国通信」No.30
(2004年8月)英国援助事情No.30が届きました。「英国からみたイスラム教」と題した今回は、英国人の宗教観に触れながら、イスラム教に対する理解と寛容な気質を紹介しています。MORE

世銀懇談会「グローバルな開発課題と世銀の活動」
(2004年8月)世界銀行では、前フィリピン国別担当局長で現国際関係担当局長(対外関係・国連担当業務局長)のヴィネイ・バルガヴァ氏が来日するにあたり、バルガヴァ氏と大学院生の懇談会を9月9日(木)に行ないます。MDGsを含めた最近の国際開発動向や世銀のプログラムに興味のある学生は是非ご参加下さい。詳細は世銀ホームページをご覧下さい。Link(案内状・世銀ホームページより、pdfファイル)

「英国通信」No.29
(2004年7月)英国援助事情No.29が届きました。「Who ruined Africa and who will fix it?」と題された今回は、ロンドンで開催されたエコノミスト誌主催の討論会の模様を報告しています。アフリカを台無しにした犯人の特定には様々な意見があったようですが、再建には国民自らの手で民主化の推進、政府能力の強化が必要との見解で一致したようです。MORE

ODA総合戦略会議第16回
(2004年7月)インドネシア国別援助計画の最終案、パキスタンの中間報告、ODA中期政策改定方針などが議論されました。新たに6カ国について国別援助計画策定の主査が承認され、GRIPSの大野泉がガーナ主査となりました。MORE

バングラデシュ出張報告
(2004年7月)GRIPS開発フォーラムでは6月18〜27日にかけてバングラデシュに出張し、アジアの中で新しい援助モダリティの導入が進み、かつ援助ガバナンスの課題や非政府部門の役割等からも注目される同国において、モダリティ議論の特徴、SWAp導入経験、財政管理の現状等を調査し、現地の開発援助関係者とも意見交換を行いました。 MORE(出張報告、pdfファイル、49KB)MORE (PFM基礎調査メモ、pdfファイル、46KB)LINK(バングラデシュ開発援助勉強会「グッド・ドナーシップと援助モダリティ」での発表レジメと議事録)

保健セクターの援助のあり方
(2004年7月)去る7月13日に神戸大学教授内田康雄氏を講師に招いて「途上国の保健行政支援における日本の取り組み」について勉強会を開催しました。この勉強会は当フォーラムがJICA関係者の有志と行っている援助モダリティ研究の一環です。 当日はJICA、FASID、保健専門家の方を交えて活発な議論が繰り広げられました。 MORE(議事録、pdfファイル、21KB)MORE(内田氏発表資料、ppt、1MB)

ベトナム中間CG会合
(2004年7月)6月16〜17日にかけてベトナム中部のヴィン市で中間CG会合(ドナー会合)が開催され、GRIPS開発フォーラムからは大野泉がオブザーバー参加しました。次期計画サイクルにおけるCPRGSの社会経済5ヵ年計画への統合、援助 効果向上への取組み等について活発に議論されました。また、今回視察対象となったゲアン省リプロダクティブ・ヘルスプロジェクト(JICA)が、現場密着型の事業として参加者から高い評価をうけました。MORE

「英国通信」No.28
(2004年6月)「英国通信」No.28が届きました。「英国から見たアフリカ、アフリカから見た英国」と題された今回は、英国がアフリカ援助に力をいれる訳を解き明かしています。山本氏によれば、最近の英国では「早くもポスト・イラクということで官民あげてアフリカブームが起きつつあ」るそうです。
MORE

国際開発戦略研究センター
(2004年6月)この度、国際開発戦略研究センター(Center for Study of International Development Strategies: 以後CSIDS)が発足しました。CSIDSは本学に設置された、国際開発戦略の研究拠点となることを目指した研究センターです。本センターは国際開発動向をフォローする「国際開発動向研究ユニット」、実証分析を行う「開発戦略策定研究プロジェクト」、そして政策研究を担当する「開発フォーラム」の3つのユニットで成り立っています。 詳細についてはウェブをご参照下さい。Link(CSIDSのホームページ)

ベトナム・カントリー・レポート第5回「『制度・政策環境』と援助規模:ベトナムでの新たな試み」寄稿 在越日本大使館公使・北野充、財務省開発機関課長・石井菜穂子、JICAベトナム事務所長・菊池文夫、JBICハノイ首席駐在員・唐沢雅幸
(2004年6月)『国際開発ジャーナル』に連載中のベトナム・カントリー・レポートの第5回を寄稿して頂きました。 今回は援助の規模の適正をどのように判断するのか、ベトナムを事例に説明しておりますが、ODA全体にもいえる課題であり非常に興味深い内容です。MORE(PDFファイル 23KB)

ODA総合戦略会議第15回
(2004年5月)上記会議が外務省で開催され、インドネシア国別援助計画作業の中間報告、援助計画策定・改定の追加9カ国の承認などが行われました。MORE

ベトナム・カントリー・レポート第4回「援助効果向上に向けて:最前線での模索」寄稿 在越日本大使館公使・北野充、JICAベトナム事務所長・菊池文夫、JBICハノイ首席駐在員・唐沢雅幸
(2004年5月)ベトナム・カントリー・レポート第4弾が届きました。高評価を受けているベトナムの「援助効果向上」を目指した取組みについて紹介しています。 レポートでは開発援助の有効性を高めるためには他ドナーとの援助協調に向けた取組み、ドナー国の能力構築、そして日本の援助実施体制における変革が必要と説いています。MORE(pdfファイル、25KB)

「DFID通信」
(2004年5月)今般DC開発フォーラムのウェブ上において「DFID通信」が開始され、 当ウェブサイトの連携ネット(左側・国別サイトの下)でも紹介させて頂くことになりました。第 1回目は英国国際開発省(DFID)の年次報告書「DFID Departmental Report 2004」の概要が掲載されています。また、関連資料として掲載されている外務省経済協力局調査計画課・横林直樹氏の「DFID研修報告」(研修期間:2004年1月19日〜2 月13日)も興味深いですので、併せてご一読下さい。Link(「DFID通信」)Link(横林直樹「英国国際開発省研修報告」、ワードファイル106KB)

「英国通信」No.27
(2004年4月)英国援助事情No.27が届きました。「イラク疲れの英国がアフリカ回帰?」と題された今回は、一向に改善される気配を見せないイラク復興問題から目をそむけはじめている(かもしれない)英国の姿を筆者が鋭く観察しています。MORE

「ボリビア国別援助研究会報告書―人間の安全保障と生産力向上をめざして―」
(2004年4月)JICAでは平成14年12月より、ボリビア国別援助研究会を開催してきました (座長:拓殖大学教授・柳原透氏)。今般、研究会の報告書がJICAのホームページに掲載されましたのでご紹介します。なお、GRIPSの大野泉も同研究会のアドバイザー(PRSP担当)として参加しました。Link(JICAホームページ)

「開発援助の新たな課題に関する研究会」
(2004年4月)財務省では昨年7月より、(財)国際金融情報センターに委託し、「開発援助の新たな課題に関する研究会」を開催してきました(座長:拓殖大学教授・渡辺利夫氏)。この度、研究会の報告書が財務省HPに掲載されましたのでご紹介します。GRIPSの大野泉も委員として参加しました。Link(財務省ホームページ)

ベトナム・カントリー・レポート第3回「投資環境整備へODAを活用:日越共同イニシアティブ」 寄稿 在越日本大使館公使・北野充、二等書記官・吉澤隆
(2004年4月)ベトナム・カントリー・レポート第3弾が届きました。今回のテーマは「日越共同イニシアティブ」です。2002年12月の服部駐ベトナム大使の提唱に始まったこのイニシアティブは 、ベトナムの競争力強化には投資環境の改善が必要という認識のもと、日越が共同で取組んだ作業です。 しかし、投資環境の整備にはベトナム国内の構造改革にも絡んだ深い問題にもメスを入れなければならないことから、行動計画ができたこれからが正念場のようです。MORE(pdfファイル、30KB)

英国・アフリカ出張報告
(2004年4月)GRIPS開発フォーラムでは、2004年2月末より3月にかけて英国・ガーナ・タンザニア出張を行い、現地の経済協力関係者から財政支援を含む各種モダリティに対する考え方、実施経験についてヒアリングを行いました。 GRIPS開発フォーラムではその結果を基に、今後も援助モダリティのあり方について研究していきます。MORE

ベトナム・カントリー・レポート第2回「日本の『声』をPRSPへ:ベトナムでの成果」
寄稿 在越日本大使館公使・北野充、財務省開発機関課長・石井菜穂子、JBICハノイ首席駐在員・鈴木博
(2004年3月)ベトナム・カントリー・レポートの第2弾が届きました。日本の声を反映させる事を目的に始まったベトナムの貧困削減戦略書(CPRGS)拡大に向けた日本チームの戦いが今回のテーマです。GRIPS開発フォーラムが担当した「経済成長と貧困削減における大規模インフラの役割」の調査実施に至るまでの現地日本チームの努力、そして昨年のCG会合での決議、その後に残された道についても語られています。MORE(pdfファイル、24KB)

Vietnam Development Forum (VDF)活動開始
(2004年3月)GRIPSとベトナム国民経済大学(NEU)の共同研究プロジェクトして立ち上げたハノイの研究拠点VDFが今月より本格的に研究活動を始めました。2月27日(金)に現地で開所式を行ったところ、ベトナム側からはNEUの学長、副学長、教育省の方が、そして日本側からは在越日本大使館の北野公使、JBICハノイ事務所の唐沢首席駐在員をはじめ、多くの関係者がお祝いにかけつけてくださいました。VDFのWebも公開になりましたので、是非ご覧下さい。LINK(VDF Web)

ベトナム・カントリー・レポート第1回 「新世代の国別援助計画、発進」寄稿 在越日本大使館公使・北野充、財務省開発機関課長・石井菜穂子、JICAベトナム事務所長・菊池文夫、JBICハノイ首席駐在員・鈴木博、JETROベトナム事務所長・山田康博
(2004年2月)ベトナムのODAタスクフォースチームより、ベトナムにおける日本の取り組みについてのレポートを寄稿して頂きました。今回は「対ベトナム国別援助計画」作成までの過程を紹介しています。なお、本レポートの続きは『国際開発ジャーナル』に数回に亘って連載される予定です。  MORE(pdfファイル、21KB)

カンボジア国別サイト
(2004年1月)GRIPS開発フォーラムでは昨年8月より国別サイトを設け、各国のPRSP、援助協調の情報を集約し、グッド・プラクティスへのアクセス向上を図っております。この度、昨年10月に実施したGRIPS開発フォーラムによるプノン・ペン出張の際に収集した情報を基にカンボジアの国別サイトを設けましたので、是非ご一読下さい。MORE

「日本政府/世界銀行共同大学院奨学金制度」
(2004年1月)世銀では、将来開発金融機関での就職や日本の国際的NGOでの活躍を目指して、開発関連分野の修士課程または博士課程で学んでいる大学院生、もしくは学ぶ予定の方を対象に奨学金を支給しています。2004年度の応募は3月31日まで受付けています。詳しくは世銀東京事務所のホームページをご覧ください。 LINK(世銀)

新年のご挨拶
(2004年1月)新年、明けましておめでとうございます。GRIPS開発フォーラムが活動を始めてから早くも2年が経とうとしておりますが、その間、多くの皆様よ りご支援・ご協力を賜りました。開発フォーラム一同心より御礼申し上げます。昨年度の活動をまとめましたので、ご覧下さい。MORE


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